吉祥空園sora

コピス吉祥寺3階の屋上庭園「吉祥空園sora」。メンチカツを求める人たちが行列をつくる有名な肉屋さんの近くで、以前は吉祥寺伊勢丹があった場所です。

建物自体はまだ上にフロアがありますが、中層階に設けたことで、地上の商店街の賑わい(この日はストリートライブをやっていました)や道行く人のざわめきを感じながらも、そこから浮かび上がった別天地のようです。

さほど広さはありませんが、中央の木立を囲んでベンチやテーブル席が配置され、ウッドデッキを走り回る小さな子どもたちにはちょうど良いサイズみたいです。

グループで来たお母さんたちには気兼ねなくおしゃべりできるコーナー席があったり、テーブル席はベビーカーをそばに止められるようイスの数が少なくなっているのも、小さな子どもを連れての休憩には嬉しいところ。
カフェレストランが開いていて、店内から庭を眺めながら、テラス席で風を感じながら、料理やお茶を楽しむこともできます。

木立と対になって印象的なのが、緑化された壁に咲いている花々。木陰でホッとしたあと、壁の花で季節を感じられます。

商店街の真ん中なのに、シジュウカラが遊びに来ていました。

開園時間:10:00~21:00
休園日:コピス吉祥寺と同じ
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5
※園内に自販機等はありませんが、持ち込みの飲食は自由のようです。
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2013-04-22(Mon)
アイ・ガーデン

新宿伊勢丹の屋上にある庭園。
先ごろ売り場フロアをリニューアルして人気を集めましたが、屋上のアイ・ガーデンも以前とは少し変わりました(3年ほど前との比較なので、今回のリニューアルに合わせたのかは不明です)。ベンチなどが多く配置され、一人でもゆっくりお弁当を楽しめることは以前と変わりませんが。


園内は、真ん中付近の芝生広場と築山、それらを囲む周回園路で主に構成されています。
2006年の開園だけあって、背の高い樹もよく育ち、鳥たちにとっても憩いの場になっているようです。

築山に登る子。屋上で自然な斜面が出来ているのは珍しいかも。


小さい子向けの遊具が充実して、カーペットを敷いた「アイガーデン・ステージ」もイベントがないときは子どもたちに開放されているようで、買い物途中に子どもの気晴らしをさせながらお母さんがおしゃべりで一息入れるにはピッタリの場所では。

一隅には、朝日弁財天が祀られています。昭和8年の新宿本店開店の際に市ヶ谷の甘酒屋から移され、火事を防ぐ火伏せの神様・商売の神様といわれている伊勢丹の守護神です。

伊勢丹は、明治19年に今の秋葉原駅前で呉服屋として創業し、新宿に本店を開いた当時は2階にアイススケート場があったそうです。
江戸・明治期の呉服店が昭和の百貨店に変身していったように、昭和のカメラ店が平成の家電量販店に変わっていきました。呉服とカメラに共通する、変身の秘密とは?
開園時間:10時30分~19時(3月~10月)
10時30分~18時(11月~2月)
休園日:伊勢丹新宿店と同じ
所在地:東京都新宿区新宿3-14-1
※飲食自由、園内に飲み物の自販機があります。
2013-04-12(Fri)